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「４」という数字は、「４大元素」からも連想されるように、世界を構成する要素を網羅しています
「火」「風」「地」「水」という４つの属性の性質を兼ね備えているスプレッドとも考えられます。「４cards spread」は「起承転結」がはっきりしているものも多いでしょう。物語化も比較的容易だと思います。
ここでは「４cards spread」のバリエーションを幾つかご紹介いたします。
■Desire Spread■
「１」何を持っているか？
「２」何を望んでいるか？
「３」何を必要としているか？
「４」何を得ることができるか？
このスプレッドは、縦に一列に配置します。基本的には自分の望み・期待を確かめるのに使うスプレッドですが、取引先や上司・彼（彼女）などの他者の望みを占うことでも適しています。自分の望みはわからない、と言うのは変な気がしますが、人間には迷いがあるものです。また漠然とした希望・夢も思いがちなので、自分の指針を照らす意味で使うと良いでしょう。
■Evolution Spread■ 
「１」現在の状況
「２」次の４週間でどのように状況が進展するか？
「３」誰か・何が・・状況に進展をもたらすか？
「４」結果・結論・成果
このスプレッドは、１ヶ月後の未来を占います。 現在の置かれている状況や立場を観て、１ヶ月後にどのような結果を得られるかを観るものです。
「２」の状況の進展については、事態が変化するプロセスと考えれば良いでしょう。プロセスは順序やスピードを意味します。
たとえば、急激な変化が起こるとか、何かのきっかけがあるとかです。 
■Outlook Spread■
「１」状況・イベント・計画などの展望は何か？
「２」何の・誰の・・助けがあるか？
「３」どんな導きがあるか？
「４」結果・成果に対して貴方はどのように感じるか？ これは未来の夢・計画に対して、叶えるヒントを出す占いです。
「１」の展望は、現在の状況に照らし合わせながら、その可能性を探ります。「３」の導きは、貴方自身の潜在意識のひらめきかも知れませんし、まさにヒントそのものを暗示します。
「４」の結果に対する感じ方は、満足・不満や喜怒哀楽の感情も示します。
■Four Winds Spread■
「４方向の風スプレッド」です。風は方向性や勢い、流れ（トレンド）を暗示させます。
「１」解放される・抜け出すために何が必要か？
「２」貴方は何に立ち向かう必要があるか？
「３」貴方は何を知るべきか？
「４」貴方は何を達成できるか？
このスプレッドも夢実現の具体的なアドバイスを得るものです。 今の状況が不満であるならば実占してみると良いでしょう。
このスプレッドに示される「何」とは、物質だけに限りません。人を示すかも知れませんし、貴方自身の心や意志を示すかも知れません。
スプレッドの中でも最も多様性があり、柔軟にカスタマイズが簡単なものが「スリーオラクル（３枚引き）」です。
時系列「過去」「現在」「未来」でも構いませんし、「問題点」「解決策」「結果・運勢」という因果関係でも可能です。 ここでは「３オラクル」のバリーエーションを紹介します。
尚、シャッフル・カットは入念にするのは言うまでもありません。またカードを引くルールは個別に考えてよいでしょう。
一般的には、「上から順番に引く」「下から順番に引く」「３つのパイルに分けて任意のパイルを選んで引く」「扇状に広げたカード群から任意を選ぶ」「質問者に好きな数字（１～９）を言ってもらい、その数毎に引く」ことが挙げられます。ただし、一度、自分のルールを決めた場合は、変更しないことです。 
また、下記の数字「１」「２」「３」は、画像の「１番目」「２番目」「３番目」に対応しています。
「スリーオラクル」の素晴らしいところは、それがエクササイズにもなりますし、同時にプロとしても十分に使えるスプレッドであることでしょう。
深く読み解くには、複数回「スリーオラクル」を繰り返すことです。
例えば・・『片思いの彼との恋愛の行方』を占う、としましょう。 最初に、「彼の今の気持ち」を「スリーオラクル」で占います。表面的な部分・隠された部分・本心（結論）として読んでみます。その後に、彼との恋の行方を時系列に読んでみましょう。過去・現在・未来です。さらにアドバイスを引いてもいいでしょう。問題点・精神的なアドバイス・行動面のアドバイス・・・と言う感じです。
非常にバリエーションが豊富なので、奥深い鑑定ができます。
ですから、極端なことを言えば、「スリーオラクル」でも十分である、とも言えます。敢えて、「ケルト十字」「ヘキサグラム」「ホロスコープ」「ジプシー」などのスプレッドを使わずとも、占うことができるわけです。
もちろん、スプレッドの種類はたくさん知っているに越したことはありません。アドバイスの部分を。もっと詳しく知りたい・・彼の気持ちを相性と時系列で見たい・・など、その質問に合ったスプレッドを使うことで、より優れた鑑定ができます。
■過去・現在・未来スプレッド■
「１」過去に起こった出来事
「２」今、まさに起こっている出来事
「３」未来に起こりうる出来事
このスプレッドは、出来事や事件に焦点を当てて、時系列に関連する事柄をピックアップするスプレッドです。
■「得られるものは何か」を問うスプレッド■
「１」貴方は現在、何を持っているのか？
「２」貴方は今、何を必要としているのか？
「３」貴方は、将来に何を得られるのか？
「得られるもの」とは、物質や金銭だけではありません。「恋」「友情」「信頼」「勇気」「自信」などの精神的なものも含まれます。
■クイック３■
「１」問題点の道筋もしくは問題そのもの
「２」現在の状況
「３」未来
このスプレッドは、ある問題にぶつかった時に占います。問題の本質と現状を明らかにすることで、ギャップを把握し、将来の展開を観ます。
スプレッドの中でも最も多様性があり、柔軟にカスタマイズが簡単なものが「スリーオラクル（３枚引き）」です。
時系列「過去」「現在」「未来」でも構いませんし、「問題点」「解決策」「結果・運勢」という因果関係でも可能です。 ここでは「３オラクル」のバリーエーションを紹介します。
尚、シャッフル・カットは入念にするのは言うまでもありません。またカードを引くルールは個別に考えてよいでしょう。
一般的には、「上から順番に引く」「下から順番に引く」「３つのパイルに分けて任意のパイルを選んで引く」「扇状に広げたカード群から任意を選ぶ」「質問者に好きな数字（１～９）を言ってもらい、その数毎に引く」ことが挙げられます。ただし、一度、自分のルールを決めた場合は、変更しないことです。
また、下記の数字「１」「２」「３」は、画像の「１番目」「２番目」「３番目」に対応しています。
■肉体・感情・魂スプレッド■
このスプレッドは、質問者自身に焦点を当てたものです。あるイベントの前や将来に対しての導きを「行動」「心の持ち方」「直観・インスピレーション」の３つの層から啓示を受けたい時に使います。
「１」物理的・具体的な行動はどうすればよいか？
「２」精神的・感情をどのようにコントロールすべきか？
「３」魂：直観やインスピレーションをどのように活用すべきか？
■ワンデイ（One Day）スプレッド■
一般的なワンデイスプレッドです。ワンオラクルは事件・結果を問うものですが、スリーオラクルでは、解決のための援助や影響されるもの・ことにも焦点を当てます。
「１」今日一日のうちで一番有力な事件・イベントは何か？
「２」どのように貴方は感じるか？または必要とされる援助は何か？
「３」貴方に影響を及ぼすものは何か？
■最善の解決策を導くスプレッド■
このスプレッドは、質問が限定（具体的である）されている場合に用います。 例えば・・「明日の彼への告白は上手くいくか？」とか「今日の試合には何を注意すればよいか？」などです。 問題の性質は、本質的なものを示しています。ですから、質問者自身の内面や最も影響力の大きい他者や環境などの要素が表れてきます。
「１」問題の性質
「２」問題の原因
「３」問題の解決策
「ワンオラクル」は一枚を引いて、質問内容に回答を得る方法ですが、2枚引きももちろんあります。
一般的には「スリーオラクル（3枚引き）」が多く使われるでしょうが、2枚引きは「結果」「解決策」という二元論的な占い方法です。
■エネルギースプレッド■
ちょっとしたイベントがある場合に使うと良いスプレッドです。
シャッフル・カットをして、「今日」または「明日」または「来週」の出来事はどうなるか？と言う質問をします。
上から二枚引くか、扇状に広げたタロットデッキから二枚を引き出します。
1番目に引いたポジションは、今日（明日または来週）の活力・バイタリティー・スタミナ・霊的なパワーを示します。
２番目に引いたポジションは、そのエネルギーをいかにして善く変えるか？の解決策を示します。
下記の画像は、「今日の仕事で重要な商談があり、どのような運勢か」という質問例に回答したものです。
イベントには「世界」が正位置で出ていますから、まずその商談は成功するでしょう。しかも、何か大きなプロジェクトになるような予感です。「世界」は統合を示すカードですから、他社とのコラボレーションがまとまるのでしょうか。それに対して、「女帝の逆位置」が感情面（メンタル面）に出ています。あまりビジネス的な対応はせずに、割とリラックスして、自分の素を出した方がよさそうです。
■今日一日の運勢を観る■
朝の出かけに、今日一日の運勢を占います。
１番目のポジションは、今日、起こるかも知れないイベント・事件・出来事を示します。
２番目のポジションは、、起こりうるイベントに対してどのように感じるか？を示します。
※「どのように感じるか」については、どのように対処すればよいのか？という解決策とも考えられます。