タロッティスト小町が運営している、タロット占い全般のブログです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
その絵柄のシンボルは、世界中の人間の元型たるイメージを表現しています。 タロット占いを実際にやってみますと、当然、カードを読み解く作業があります。 実はこの「リーディング」も大きく分けると2つに区分されます。
1.カードの「意味」を前提としたリーディング
2.カードの「絵柄」をイメージした閃きによるリーディング
<カードの「意味」に焦点を当てたリーディング>
<カードの「絵柄」をイメージした閃きによるリーディング>
展開されたカードの絵柄のイメージによる・・いわゆる直観・インスピレーションによって鑑定するスタイルです。 この場合は1枚1枚のカードの意味を覚える必要はありません。 逆にカードの意味を覚えているがために、そのイメージが固定されてしまうこともあります。 だいたい、実占する場合は上記の方法のいずれか、もしくはその混合で行っていると思いますが、展開されたカードの意味に矛盾が表れていたり、イメージされた解釈が相談者の状況と懸け離れている場合など、初心者の方は苦労されているのが現状でしょう。
そこで・・「シンボライジング・イメージング」でカードを読み解く方法では、 上記のイメージした閃きによる解釈と似ているようですが、若干異なります。 相談者は「私の片思いの意中の彼と付き合えるか?」と言う質問の場合、そのポジションにおいて「・・みたい」「・・ぽい」という言葉を付けてみるリーディングです。 私たちは日常生活でよく「・・みたい」という表現をしています。 「あの人、大きくてどっしりしてて熊みたい」「彼女の足はカモシカのようだ」などです。
例えば上記の「片思い」の相談で、ワンオラクル(1枚引き)で占ったとしましょう。 そこに「愚者」が出た場合、あなたのその片思いは「愚者みたい」「愚者のようだ」「愚者っぽい」となるわけです。 そこでその「愚者っぽい」とは何か?をイメージ化で説明していきます。 「愚者」はスタートを始めようとして、天を見上げる若者です。足元には白い犬が裾に纏わりついています。進む先には崖かもしれない危険性も孕んでいますが、顔は希望に満ちています。 まさしくあなたの片思いは愚者みたい・・すなわち期待感に溢れ、恋愛成就の可能性が高いような希望に満ちていますが、彼の情報は何もなく、具体的な行動も方向も定まらない、期待感重視の片思い・・となるわけです。 このような図像学に基づく象徴からイメージを読み解くことは、まさにタロットの本質を解釈することに他なりません。

当たるタロット。イメージリーディング検定を無料で受けたい方はこちら
PR
この記事にコメントする
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
リンク
カテゴリー
ブログ内検索