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殉教者、刑死人とも云います。関連するカラーはダークバイオレット。パワーストーンはマラカイトです。
星座では「うお座」に対応します。ヘブライ文字では「ラメド」です。 吊るされた人」の人物は、絞首台のような生木のT字から逆さ吊りされています。
彼の腕は、背中で組まれ、頭と共に逆三角形を作っています。また足は数字の「4」のように組まれています。吊るされた人物の表情には苦しみが見えません。
逆さ吊りの状態は、宗教的なイメージが強いと言えます。宗教の参入儀式(イニシエーション)を暗示しています。
試されること、試練を象徴しています。
輝く後光とT字の十字は崇高な精神。神性を示すオーラが後光です。さらに神聖なる十字がそれを証明しています。
T字の生木を見てください。この木は枯れていません。新緑の葉が生えています。彼の行為が、やがて再生・救われることを象徴しています。

赤と青の服では、内的な葛藤を象徴します。水のような柔軟性と、自分を曲げたくないということの表れです。
自己犠牲・忍耐(曲げたくない)行為そのものよりも、そこに至るまでの柔軟性に焦点が当てられています。
見方を変えれば、物事を手放すことで「コントロール」し、明け渡すことで「獲得」する逆説の発想を示しています。
このように見ると、「吊るされた人」は非常にミステリアスです。 このカードは「手放す」「明け渡す」ことで、自己をコントロールし高見に昇る逆説を示しています。自己犠牲や忍耐とも読めます。
また、彼は縛られた状態ですから、動きが取れません。動こうともしていません。つまり停止することで何かを得ることを表しています。
正位置の意味
1.身動きが取れない、どうしようも無い状態。困難とか束縛、逮捕・拘束を暗示します。入院や不自由になることもイメージできるでしょう。
2.服従。事故を抑える。忍耐。ひたすら時を待つ。苦労する暗示。
3.厳しい状況。ハードトレーニング
4.実行。達成。
5.自己犠牲。自己を捨てて助かる道を求める。最悪の状況の中で脱出方法を考える。

逆位置の意味
1.困難な状況から抜け出す。希望の光が見える。苦労の心配がない。
2.解放される。最悪の事態は去る。苦しい状況でも心は救われる。こだわりを捨てる。ぐちや弱音を吐かない。
3.役に立たない犠牲
4.最小の損失で済む。小さな被害で済む。欲張らないのが好結果を生む。余計な事は捨てる。
「吊るされた人」はまさしく2本の木の間に足を縄で結ばれ、逆さ吊りになっています。足は右足だけが結ばれ、左足は右足に交差することで、数字の4を表しています。
「4」は4大元素の「火=剣」「水=聖杯」「風=ワンド」「土=金貨(ペンタクル)」を表わしているようです。
まさしく図柄に表現された如く「不自由」な状況を表します。その意味から拘束・束縛の意味に派生します。
拘束・束縛はこれからご説明する「悪魔」のカードと類似していますが、「悪魔」はどちらかと言うと精神的な束縛で、他人によって自由が利かないことを意味し、この「吊るされた人」は周囲の状況そのものが束縛された状態であることを意味します。
しかし、この「吊るされた人」の「不自由さ」「束縛」状態は、15番目の「悪魔」の束縛とは異なります。 自らが内面に目を向けるために、敢えて動かない、という積極性・プラス志向が感じられます。

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今まで、9番目のカードまで見てきましたが、1番目から9番目までは、人間の成長の過程を表します。
10番目以降は新たな成長過程・・特に精神的な・・霊的な成長を表現していきます 。
正位置の意味
1.幸運の訪れ。良い時期(タイミング)。運が向いてくる。良い方向への状況変化。
2.新しい変化。思いがけない出来事。運命的なめぐり合わせ。
3.良い出会い。偶然の出会い。恋愛の好転。結婚生活や家庭内の状況の好転。
4.栄転。良い職場への移動。希望が叶う。
5.宿命。因縁。カルマ。報い。
逆位置の意味

1.束の間のチャンス。わずかな幸運。短期間の幸運。
2.幸運を過信する。油断。チャンスを見逃す。
3.不運。よくない結果。中止や中断。
4.反抗。素直になれない。批判的。疑う。
5.方向転換ができない。計画倒れ。妨害。遅延。反対にぶつかる。
6.くされ縁。悪習慣やよくない環境から抜け出せない。
7.悪い因縁。前世の報い。過去の行いが祟る。
「運命の輪」は、その名の通り「輪」のような絵が描かれています。その輪は回転しているようです。
輪の上のほうにはスフィンクスがいて、悪魔や獣が左右で振り落とされないようにしがみついて、輪の回転を止めようとしています。
スフィンクスの手には剣が握られています。 長い間の旅路も中間地点に入りました。
「愚者」は、いかに自分が世界の全てに関わっているのかを知るようになります。 この世界の複雑なパターン・サイクルによる自分の観念を、彼は得ることができました。
「運命の輪」には、全てが調和のもとに協働している世界の神秘の象徴です。 「運命の輪」は、その名の通り「輪」のような絵が描かれています。
その輪は回転しているようです。輪の上のほうにはスフィンクスがいて、悪魔や獣が左右で振り落とされないようにしがみついて、輪の回転を止めようとしています。スフィンクスの手には剣が握られています。

握られた剣は未来を切り開くかのようです。悪魔や獣は、その運命の回転をなんとか妨害しようとしています。
見方を変えれば、「愚者」は運命によって旅をしているとも言えます。
偶然の出会いや出来事によって、変化するプロセスを知ることになります。
このステージは「愚者」のターニングポイントと言えます。彼は一連の経験によって、自分という人間が世界の一部であり、自分の目で見ること・・理解することを学びました。
次のステップへ進む準備ができたようです。
「運命の輪」は「10」番目のカードです。 ここで、第一レベルの旅が一旦は終了します。
「隠者」のステージで、自己の内省によって、自分の魂の成長のための旅に出るわけです。 「1」の魔術師から「9」の隠者までは、所謂、俗物的な・・実際的な・・社会の中の行動による顕在意識の成長過程です。
それらの経験を積むことによって、精神の成長過程へと進む準備が整ったという意味になります。
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勇気・女力士・ヘラクレスという別名もあります。関連するカラーは玉虫色(虹のような色です)、パワーストーンはキャッツアイを示します。
占星学では海王星を指し、ヘブライ文字では「カフ」を示します。 「力」のカードは、優しそうな女性がライオンの口を両手で抑えています。
特に踏ん張っているわけでもないし、口を噛みしめて力んでいるのではありません。
この「力」は肉体の持つ力とは異なるようです。
「魔術師」にもあった無限マークがここでも出てきました。自然を超越する変化を起こす精神力がこの段階で完成されることを示しています。
赤い獅子の表すものは獰猛な本能。怒り・不満などの感情のマイナスの面、ネガティブな情動、人間の獣性を象徴しています。 女性と獅子はしっかりと結びついています。
獣性なる本能を自分から断ち切ることはできません。手懐けるしかなさそうです。
正位置の意味

1.力強さ、たくましさ。勇気。敵に打ち勝つ。ひるまい。決行する。
2.不可能を可能にする。困難を突破する。大きな力の発揮。犠牲的な行為。
3.記録の更新。スポーツや武術。登山や冒険的な行為。
4.反対を押し切って計画を進める。無謀だがやってみる価値がある。結婚への強行突破。上京する。独立。
5.災いを断つ。こらしめる。実力行使。何か手を打つべき時を示す。
逆位置の意味
1.力不足。弱気になる。敵に負ける。いざという時に憶病になる。予想以上に強い敵の力。理想通りにはいかない。
2.解決できない。失敗。準備不足。説得力がない。口先だけで役に立たない。
3.常識に負ける。自信がない。競技の放棄。途中で降りる。
4.力の乱用。暴力。圧制。横暴。独裁。損失。
「力」のカードはまさしくそのもの「力」です。
「力」の量があることを意味します。逆位置では「力」が不足しているか、もしくは力を使う方向が間違っていることを意味しています。
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その他の名称として、「2つの進路」「エルメス」「エロス」があり、関連するカラーはイエロー、パワーストーンはローズクオーツを指します。占星学では金星で、星座は牡牛座の意味があります。ヘブライ文字との関連性は、「ヴァウ」を指しています。
「恋人」のカードは大抵は、中央に男が1人立っています。その両脇に女性が2人に挟まれている状態です。太陽が中央に上っており、エロスがどの女性を選ぶ矢を放つか、その瞬間をとらえています。
このように正位置では恋愛の成功と、2つの道のどちらかを選択する意味です。逆位置は恋愛の失敗、もしくは堕落した恋と覚えると良いでしょう。
上空の天使の元に裸の男女が立っている絵柄です。旧約聖書のアダムとイブを思い出します。
この「恋人」は比較的わかりやすいと思います。タイトルも「恋人」ですので、男女の結びつきをイメージできます。
裸の人物には、肉体という入れ物の中にある「精神」「魂」「霊性」そのものを表現しています。
「恋人」のカードは、超意識に接触するためには、自我(男性)が潜在意識(女性)を通じる事によって達成される調和やハーモニーを表してます。
その線上には、男女の恋もありますし、快楽や開放感も意味しています。

この絵柄から、男性は2人の女性のどちらを選択するか「迷い」が伺えます。
「恋人」には調和・ハーモニー・和合の他に、「選択」という意味もあることがわかります。
この「選択」は人間間の選択だけではありません。仕事や進路など、2つの道のうち1つを選ぶことを意味しています。
快楽や開放感は、否定的な意味では「堕落」「裏切り」「惰性に流される」となるでしょう。
正位置の意味

2.セックス。誘惑。仲の良い2人。相性の一致。
3.楽しいひと時。よく遊ぶ。青春をエンジョイしているイメージがあります。
4.2つの未知のどちらを選ぶべきか?将来の問題について選択を迫られrます。恋愛か見合で結婚するか?
5.創造。宇宙の神。自由。
逆位置の意味
1.遊び過ぎ。つまらない遊びに熱中し、浪費が目立つ。好きなことがなかなかできない状態。
2.不自然な恋愛関係。飽きてきた恋。我ままの目立つ恋。冷めてきた情熱。セックスのみに溺れる。世俗的な愛。
3.悪い誘惑。不倫。つまらぬ相手と交際する。ジェラシー。真剣ではない仲。
4.だらける。薄れる友情。派手な私生活。
5.不似合いな職業や生活。身分不相応な職業を望む。タレントなど脚光を浴びるような職業を望む。
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大アルカナカードの最初は「0」番の愚者です。
ただ「0」という数字が最初なのかというと、ちょっとニュアンスが違うかもしれません。「0」は無であり、「○丸」の形とも言えます。
タロットカードは大アルカナ、小アルカナ共に、紙芝居のように連続したストーリーを描いています。
大アルカナカードは、この「愚者」から「9」番の隠者までが、人間の現実に即した成長のプロセスを描いています。その後「10」の運命の輪から「20」の審判まで、人間ではないものが登場し、精神的な・・抽象的な成長のプロセスを描きます。最後の「21」番の世界で、現実的・物質的な成長と精神的・抽象的な成長の最終過程・・完成に至るわけです。
「愚者」の数字は「0」です。カードによっては「22」と付けられている場合もあります。
「愚者」は「新しい始まり」「自由な人」「放浪」をイメージしています。
「自分は何か?」という人生における究極の命題を問いかけ、その答えを探しながら旅をする人間です。あらゆる物事の出発点、逆にいえば終着点を意味しています。
「愚者」のカードを見て、どのように感じたでしょうか?
希望に満ちた純粋な心を持った若者が、危険など考えずに歩もうとしています。ひとたび間違えば、崖から転落してしまい、まさに「愚か者」でしょう。しかし、白い犬が無謀な行動・無計画な行動への警告を示しています。愚者はきっと、後方にある目指すべき太陽に気がつくのでしょう。
このような象徴をみていくと、「愚者」のキーワードは、「スタート」「自然に振舞う」「開放」「自分の愚かさに気がつく」という言葉が当てはまります。
「スタート」について考えてみてください。旅に出ること、新たな冒険に踏み出すことも「スタート」です。何事も始めること全てがこのカードに表わされています。スタートすることは、今の視点から違う視点になることです。そう考えると、視点が広がる、とも言えるでしょう。
「自然に振舞う」とは愚者の純粋さからイメージされた言葉です。先の事を気にしない幼子のような生き方です。大人から見れば「無謀」「無計画」「衝動的」とも言い表せそうです。
「開放」は心配事や恐れから解き放たれること。喜びや希望の中に囲まれていることを示しています。
正位置では、「無邪気さ」「自由に生きる」「思い切った行動」「愚行」「出発」
●大きな決心や決断 好ましい偶然 ライフスタイルのあり方を見出す暗示
決心・・質問者が挑戦する道を選択すれば意義深いものとなり、生活に良い変化をもたらします。
「偶然」はキーワードの1つ ラッキーハプニングという暗示もあります。
逆位置では、「無思慮」「無計画」「愚かさ」「衝動的な行動」「無知」「誤った方向や決定」「優柔不断」
●愚かな決心 自己中心的な行動 質問者は選択を誤ったり他人に利用される暗示。
欲望はあなたを悪い方向へ駆り立てる
「何が欲しい」のか、「何がやりたい」のかもう一度熟考する必要がある
馬鹿げた利己的な行動
結果を考えずに気の向くまま行動すれば後悔が待っている
「愚者」には無思慮・無計画さがあります。それは大人から見れば無謀かもしれません。とてもリスクがあるように感じられます。でも純粋無垢な「愚者」ならではの明るい希望に満ちた行動力が、何事も成し遂げる原動力となるのです。
落ち込んだ時、臆病になっていると感じたら、「愚者」のように飛び込んでみることが必要になってきます。「なせば成る」「なるように成る」という楽観的な姿勢が大切です。
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ただ「0」という数字が最初なのかというと、ちょっとニュアンスが違うかもしれません。「0」は無であり、「○丸」の形とも言えます。
タロットカードは大アルカナ、小アルカナ共に、紙芝居のように連続したストーリーを描いています。
大アルカナカードは、この「愚者」から「9」番の隠者までが、人間の現実に即した成長のプロセスを描いています。その後「10」の運命の輪から「20」の審判まで、人間ではないものが登場し、精神的な・・抽象的な成長のプロセスを描きます。最後の「21」番の世界で、現実的・物質的な成長と精神的・抽象的な成長の最終過程・・完成に至るわけです。
「愚者」の数字は「0」です。カードによっては「22」と付けられている場合もあります。

「自分は何か?」という人生における究極の命題を問いかけ、その答えを探しながら旅をする人間です。あらゆる物事の出発点、逆にいえば終着点を意味しています。
「愚者」のカードを見て、どのように感じたでしょうか?
希望に満ちた純粋な心を持った若者が、危険など考えずに歩もうとしています。ひとたび間違えば、崖から転落してしまい、まさに「愚か者」でしょう。しかし、白い犬が無謀な行動・無計画な行動への警告を示しています。愚者はきっと、後方にある目指すべき太陽に気がつくのでしょう。
このような象徴をみていくと、「愚者」のキーワードは、「スタート」「自然に振舞う」「開放」「自分の愚かさに気がつく」という言葉が当てはまります。

「自然に振舞う」とは愚者の純粋さからイメージされた言葉です。先の事を気にしない幼子のような生き方です。大人から見れば「無謀」「無計画」「衝動的」とも言い表せそうです。
「開放」は心配事や恐れから解き放たれること。喜びや希望の中に囲まれていることを示しています。
正位置では、「無邪気さ」「自由に生きる」「思い切った行動」「愚行」「出発」
●大きな決心や決断 好ましい偶然 ライフスタイルのあり方を見出す暗示
決心・・質問者が挑戦する道を選択すれば意義深いものとなり、生活に良い変化をもたらします。
「偶然」はキーワードの1つ ラッキーハプニングという暗示もあります。
逆位置では、「無思慮」「無計画」「愚かさ」「衝動的な行動」「無知」「誤った方向や決定」「優柔不断」
●愚かな決心 自己中心的な行動 質問者は選択を誤ったり他人に利用される暗示。
欲望はあなたを悪い方向へ駆り立てる
「何が欲しい」のか、「何がやりたい」のかもう一度熟考する必要がある
馬鹿げた利己的な行動
結果を考えずに気の向くまま行動すれば後悔が待っている
「愚者」には無思慮・無計画さがあります。それは大人から見れば無謀かもしれません。とてもリスクがあるように感じられます。でも純粋無垢な「愚者」ならではの明るい希望に満ちた行動力が、何事も成し遂げる原動力となるのです。
落ち込んだ時、臆病になっていると感じたら、「愚者」のように飛び込んでみることが必要になってきます。「なせば成る」「なるように成る」という楽観的な姿勢が大切です。
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